猪又酒造
蔵があるのは糸魚川市の早川地区、周囲を2000m級の山々に囲まれた谷合。
この地に湧き出るのは、その山々に降り積もった雪から生れる伏流水です。
この清らかな水が行き渡る田んぼで育てられる稲は、昼夜の寒暖差が大きい谷合の気候と相まって、良質な米を実らせます。
猪又酒造で使う米は全て酒造好適米で「五百万石」「越淡麗」「たかね錦」の3銘柄で、これらは全て蔵人が栽培しています。
蔵人は春から秋までは専業農家、雪に閉ざされる11月から2月末まではこの蔵で酒の仕込みに携わります。
目指すのは、一口目より二口目、二杯、三杯と、飲み進めるにつれ美味さが増す酒、日本酒の本質は外さない酒造り。
創業以来、土地と水と空気、そして人と伝統を大切に受け継ぎながら、時代に先駆けて挑戦する新しいエッセンスへのこだわりで、造り手も飲み手も納得の味を生み出しています。