胎内高原ワイナリー
胎内高原ワイナリーは「市営」のワイナリーです。豊かな自然を利用した町おこしとして、2007年にワイン造りを始めました。「ワインは畑で創られる」ということを心に留め、自園産ぶどうをシンプルかつ丁寧に醸しています。
町を見下ろす「蔵王山」の中腹に平成十五年、十六年にワイン用の葡萄が植えられました。
この場所は厳しい急斜面ばかりで、平らな土地は殆どありません。吹きおろしの風がとても強く吹きます。
ワイン用の葡萄を栽培するのに、陽の当たりやすい「急斜度」と昼夜の温度差を生む「高度」は大切な条件なのです。
立派なものではなくとも、この街の景色、空気、土の匂い、人々の暮らしが思い浮かぶような、そんなワイン造りを目指しています。