富久千代酒造
富久千代酒造は、佐賀県にある大正末期創業の蔵元です。「鍋島」は平成23年、ロンドンで開催される世界的な酒類コンテスト「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)日本酒部門」で最優秀賞に輝き、一躍有名銘柄となりました。
実は「鍋島」の歴史はまだ浅く、現蔵元兼杜氏の飯盛直喜氏が昭和62年に酒造を引き継いでから、試行錯誤の末に平成10年に生み出された銘柄です。
地元の酒屋さんと共に、九州・佐賀の地に根差した新しい地酒を模索する日々が続く中、ようやく目標とする「米の味とフレッシュ感を味わえる酒」が完成、九州・佐賀を代表する酒の銘柄として「鍋島」の名が一般公募で選ばれました。
米の旨みとしぼりたての発泡感を閉じ込めたような味わいが特長の、旨口の清酒です。